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札幌の冬に賃貸管理で直面するトラブルとは?トラブルの原因や対応策を解説2026.02.02

札幌の賃貸管理では、冬になると特有のトラブルが発生しやすくなります。

マイナス気温による水道凍結、大量の雪による除排雪問題、暖房設備の故障など、入居者の生活に直結するトラブルは避けて通れません。

適切な対応を怠ってしまうと、入居者からのクレームが増えて、物件への信頼も損なわれてしまうでしょう。

本記事では、札幌の賃貸管理にて、冬のトラブルを防ぐための対応策について解説します。

札幌の冬に賃貸管理で直面するトラブルとは

札幌の冬は厳しい寒さと大量の降雪によって、賃貸物件にてトラブルが発生しやすくなります。

ここでは、特に注意が必要な3つのトラブルについて見ていきましょう。

水道凍結による配管破損

札幌の冬は気温がマイナス10度以下になる日も多く、賃貸物件の水道管が凍結するリスクが高まります。

水道管内の水が凍結すると体積が膨張し、配管に亀裂が入ったり破裂したりする恐れがあります。

配管が破損すると水漏れが発生し、床や壁の損傷につながるだけでなく、下の階への水漏れ被害を引き起こす場合もあります。

修理費用は数万円から数十万円に及ぶこともあり、オーナー様にとっては大きな負担です。

また、入居者が長期不在にする際に水抜きを忘れたり、適切な水抜き方法を知らなかったりすることで、凍結トラブルが発生するケースが後を絶ちません。

雪害・除排雪のクレーム

札幌では冬の間に大量の雪が降り積もるため、賃貸物件の駐車場やエントランス周辺の除雪が必要になります。

誰が除雪を行うのか、雪をどこに捨てるのかといった点が明確になっていないと、入居者同士のトラブルや管理会社へのクレームにつながるでしょう。

駐車場の除雪が不十分だと車の出し入れが困難になり、入居者の不満が高まります。

また、屋根からの落雪によって通行人がケガをしたり、駐車中の車両が破損したりするリスクもあります。

雪の処理を怠ると、物件の評判が下がるだけでなく、法的な責任を問われる可能性もあるため、適切な対応が求められます。

暖房・ボイラーの故障

札幌の冬は暖房無しでは生活できないほど寒さが厳しく、暖房設備の故障は入居者のライフラインに関わる事態となりかねません。

特にマイナス20度近くまで冷え込む日に暖房が止まると、室内温度が急激に低下し、体調不良や水道管の凍結を招く恐れがあります。

古いボイラーや経年劣化した暖房設備は、冬の使用頻度が高まると突然故障するリスクが高まります。

また、部品の供給が終了している古い機種では、修理に時間がかかったり、交換が必要になるでしょう。

水道凍結トラブルの予防と対応策

水道凍結を防ぐには、入居者への周知と事前の準備が欠かせません。

ここでは、具体的な予防策と凍結時の対応方法について解説します。

入居者への水抜きを周知する

水道凍結を防ぐためには、入居者に水抜きの方法と必要性を伝えることが大切です。

札幌では冬の間、夜間や長期不在時に水抜きを行うことが一般的です。

しかし、他の地域から引っ越してきた入居者は水抜きの習慣が無く、水抜きの方法も知らない場合があります。

賃貸借契約時に水抜きの手順を記載した資料を配布したり、動画や写真を使って分かりやすく説明したりすることで、入居者の理解を深められます。

また、気温が急激に下がる日の前日には、メールやLINEで水抜きを促すリマインドを送ることも効果的です。

入居者が正しく水抜きを行えば、凍結トラブルの発生を大幅に減らせるでしょう。

解氷業者を事前にリストアップする

水道管が凍結してしまった場合、専門の解氷業者に依頼して配管を温めて、氷を溶かす作業が必要になります。

しかし、冬の寒さが厳しい時期には解氷業者への依頼が集中し、対応までに時間がかかることがあります。

そのため、賃貸管理会社やオーナー様は、冬が始まる前に信頼できる解氷業者の連絡先をリストアップしておくことが大切です。

複数の業者と事前に連絡を取り、緊急時に対応可能かどうかを確認しておくとスムーズです。

また、入居者がいる物件と空室の物件では対応の優先順位が異なるため、業者との契約内容や対応範囲を明確にしておくことも求められます。

空室物件の完全水抜きを行う

入居者がいない空室の賃貸物件では、誰も水抜きを行わないため、水道管の凍結リスクが高まります。

空室物件で配管が破損すると、発見が遅れて被害が拡大する恐れがあるため、冬の間は完全に水抜きをしておくことが必要です。

完全水抜きとは、蛇口だけでなく、給湯器やトイレのタンク、洗濯機の給水口など、全ての配管内の水を抜く作業を指します。

水抜き作業は専門的な知識が求められるため、管理会社や専門業者に依頼することが望ましいです。

また、冬の間は定期的に物件を巡回し、凍結や水漏れが発生していないかを確認するようにしましょう。

雪害・除排雪トラブルの予防と対応策

雪害や除排雪を巡るトラブルは、責任範囲を明確にして、定期的な対応を行うことで防げます。

具体的な予防策と対応方法を見ていきましょう。

駐車場の除雪の責任範囲を明確にする

賃貸物件の駐車場において、誰がどこまで除雪を行うのかを明確にしておかないと、入居者同士のトラブルや管理会社へのクレームにつながります。

一般的に、各入居者が借りている駐車スペースの除雪は入居者自身の責任となりますが、駐車場の入り口や通路などの共用部分は管理会社やオーナー様が対応することが多いです。

賃貸借契約書に除雪の責任範囲を明記し、入居時に口頭でも説明することで、認識のズレを防げます。

また、除雪の頻度や雪の捨て場所についても事前に取り決めておくと、スムーズな対応につながるでしょう。

落雪で危険な場所を定期的に巡回する

札幌の冬は屋根に大量の雪が積もるため、落雪によって通行人がケガをしたり、駐車中の車両が破損したりするリスクがあります。

賃貸物件のオーナー様や管理会社には、物件を安全に保つ責任があるため、定期的に物件を巡回し、屋根の雪の状況や落雪の危険性を確認することが求められます。

特に、エントランス付近や駐車場の上に屋根がある場合は、落雪による被害が発生しやすいため、注意が必要です。

危険が確認された場合は、屋根の雪下ろしを専門業者に依頼するか、落雪注意の看板を設置して、入居者や通行人に注意を促してください。

施設賠償責任保険へ加入する

賃貸物件の屋根からの落雪や敷地内での転倒事故など、物件の管理に起因する事故によって第三者がケガをした場合、オーナー様が損害賠償責任を負う可能性があります。

賃貸物件のリスクに備えるため、施設賠償責任保険への加入をおすすめします。

施設賠償責任保険は、賃貸物件の管理中に発生した事故による損害を補償する保険で、治療費や慰謝料、修理費用などをカバーしてくれます。

特に札幌のような地域では、落雪や凍結による事故のリスクが高いため、保険加入は安心材料となるでしょう。

施設賠償責任保険に加入する際には、補償内容や補償金額、免責事項などを確認し、物件の規模やリスクに合った保険プランを選ぶことが大切です。

排雪業者と早期契約する

札幌では冬の間に大量の雪が降るため、駐車場やエントランス周辺に雪が積もると、入居者の生活に支障をきたします。

雪を処理するためには、排雪業者に依頼して雪を運び出してもらう必要があります。

ただし、冬のピーク時には業者への依頼が集中し、対応が遅れることも珍しくありません。

そのため、賃貸管理会社やオーナー様は、秋までに排雪業者と契約を結んでおくことが望ましいです。

早期に契約しておけば、優先的に対応してもらえる場合が多く、急な大雪にも迅速に対処できます。

また、複数の業者と連絡を取り、料金や対応範囲を比較することで、コストを抑えることも可能です。

暖房・ボイラー故障の予防と対応策

暖房設備の故障は入居者の生活に直結するため、予防と緊急時の対応体制が欠かせません。

具体的な対策を確認していきましょう。

緊急時に連絡できる体制を整える

札幌の冬は、暖房設備の故障によって、入居者の体調面に影響を及ぼしかねません。

そのため、24時間いつでも連絡が取れる体制を整えておくことが求められます。

特に夜間や休日に暖房が止まった場合、入居者は不安を感じ、すぐに対応してもらえないと物件への信頼を失いかねません。

管理会社は緊急連絡先を入居者に周知し、トラブル発生時にはすぐに駆けつけられるよう準備することが大切です。

また、提携している設備業者や修理業者とも事前に連絡を取り、緊急対応が可能かどうかを確認しておくとスムーズです。

冬のシーズン前に点検を実施する

暖房設備やボイラーは冬の間フル稼働するため、シーズンが始まる前に点検を行うことで、故障のリスクを減らせます。

点検では、ボイラーの燃焼状態や配管の劣化、暖房機器の動作確認などを行い、不具合があれば早めに修理や部品交換を行います。

冬が始まってから故障が発覚すると、入居者に迷惑をかけるだけでなく、修理業者への依頼が集中して対応が遅れる可能性もあります。

賃貸管理会社やオーナー様は、毎年10月から11月ごろに専門業者に依頼し、全ての物件の暖房設備を点検することが望ましいです。

定期的に点検を習慣化することで、トラブルを未然に防げるでしょう。

古い設備の取り替えを検討する

暖房設備やボイラーは使用年数が長くなると、故障の頻度が高まり、修理費用もかさむようになります。

設置から15年以上経過した設備は、部品の供給が終了していたり、エネルギー効率が悪かったりするため、新しい設備への取り替えを検討することが推奨されます。

最新の設備は省エネ性能が高く、ランニングコストを抑えられるだけでなく、故障のリスクも低いため、入居者の満足度向上にもつながるでしょう。

また、最新の暖房設備は操作が簡単で、入居者にとっても使いやすいというメリットがあります。

設備の取り替えには初期費用がかかりますが、長期的に見れば、修理費用の削減や物件の資産価値向上が見込めるはずです。

まとめ

札幌で賃貸物件を管理する際、冬への備えは欠かせません。

水道凍結には入居者への周知と業者確保、雪害には責任範囲の明確化と定期巡回、暖房故障には事前点検が大切です。

冬が始まる前から準備を進めることで、トラブルを減らし、入居者からの信頼も維持できます。

適切な対策を講じて、札幌の冬を安心して迎えましょう。



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