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札幌の空室が埋まらない?管理会社の対応を見直すポイントを紹介2025.06.27

札幌で賃貸物件を所有していると、「どうして空室が埋まらないのだろう…」と感じる場面があるかもしれません。

立地や広さなどに問題がないように見えても、実は日々の管理や情報の出し方など、気付きにくい部分が原因になっていることもあります。

写真の見せ方ひとつで反響が変わったり、問い合わせ対応のスピードが印象を左右したりと、入居につながるポイントは意外と身近なところにあるものです。

本記事では、札幌の空室対策で見落とされがちなポイントや、実際に改善につながった工夫についてご紹介します。

空室が埋まらないのは「管理」に原因がある?

空室がなかなか埋まらないときは、物件そのものではなく、管理の仕方に原因があるかもしれません。

また、日々の対応や情報の出し方も、大きく影響してきます。

物件がネットで見つからないと、そもそも選ばれない

今では、多くの人がスマホやパソコンで賃貸物件を探すのが当たり前になっています。

そのため、インターネットに掲載されていない物件は、最初から選択肢に入れてもらえない可能性が高くなります。

紙のチラシや不動産会社の紹介だけでは、情報が届く範囲が限られてしまい、集客のチャンスを逃してしまうこともあります。

また、管理会社によっては、物件情報の更新が遅かったり、掲載自体が行われていなかったりする場合もあります。

どれだけ良い物件でも、見てもらえなければ内見にもつながりません。まずはネットでしっかり見つけてもらえる状態を整えることが大切です。

問い合わせ対応が遅いと、それだけで印象ダウン

気になる物件を見つけた人は、すぐに問い合わせをしてくることが多いです。

しかし返信が遅かったり、対応がそっけなかったりすると、それだけで他の物件に流れてしまうことがあります。

最近では、複数の物件に一括で問い合わせをするのが一般的なので、対応のスピードや丁寧さが入居につながるかどうかを左右します。

せっかく条件に合う物件でも、最初のやり取りで不安を感じさせてしまうと、選ばれるチャンスが減ってしまいます。

丁寧な対応ができているかどうか、管理会社の対応力を見直してみるようにしましょう。

「任せきり」で放置していないか要チェック

空室対策を管理会社にお願いしている場合でも、オーナーが状況をしっかり把握しておくことはとても大事です。

例えば、いつから募集を始めたのか、どんな内容でネットに掲載されているのか、内見の数や反応はどうだったのかなど、確認しておきたいことはいくつもあります。

管理会社によっては、最低限の作業だけを行って、それ以上の工夫をしていないケースもあります。

完全に任せきりにしていると、空室が長引いていることに気づかず、収入が減ってしまう恐れもあります。

任せきりにするのではなく、定期的なやり取りを通じて状況を把握しておくことがポイントです。

競合物件と比べて、見劣りしていませんか?

札幌のように物件が豊富な地域では、ちょっとした差が選ばれるかどうかを左右します。

家賃や設備の印象などを、一度見直してみるのもおすすめです。

相場とかけ離れた家賃設定になっていないか要注意

札幌市内でなかなか空室が埋まらないときは、家賃の設定が今の相場に合っているか、一度見直してみるのもおすすめです。

周辺の似たような物件と比べて、家賃が高くなっていないか確認してみましょう。

家賃は入居者が最初に比較するポイントなので、少し高いだけでも候補から外されてしまうことがあります。

ただ、家賃を下げすぎると収益が減ってしまうため注意も必要です。

初期費用の見直しや設備の改善など、価格以外の工夫で選ばれやすくなることもあります。

札幌の賃貸市場に合ったバランスの取れた条件を意識することが、空室対策の第一歩です。

古く見える設備は、それだけで敬遠されることも

お風呂やキッチン、トイレなどの設備が古びて見えると、それだけで「ちょっと住みたくないかも」と思われてしまうことがあります。

札幌のように選べる物件が多い地域では、細かな部分まで見られることが増えています。

設備が使える状態でも、見た目が古いだけで印象が悪くなってしまうのはもったいないですよね。

大きなリフォームをしなくても、壁紙を貼り替えたり、照明や換気扇を新しくするだけで、ぐっと明るい印象になります。

少しの工夫でも、「きれいに手入れされているな」と感じてもらいやすくなります。

共用部の清掃や明るさも意外と見られています

空室が長引くときは、室内だけでなく、建物の共用部分にも目を向けてみてください。

エントランスや階段、ゴミ置き場などが暗かったり、ホコリっぽい印象だと、それだけで「本当に大丈夫かな?」と思われてしまうことがあります。

札幌では雪の季節になると汚れが目立ちやすくなるため、こまめな清掃や照明のチェックを怠らないようにしましょう。

特に女性や家族連れの入居希望者は、清潔感や安全性を重視する傾向があります。

建物全体に「丁寧に管理されている」という印象を持ってもらうためにも、共用部の状態を一度見直してみるとよいでしょう。

実は逆効果?やりがちなNG対策

空室をなんとかしたい一心で始めた対策が、かえって入居のチャンスを遠ざけていることもあります。

よくある対策こそ、少し見直してみるのがおすすめです。

高いお金をかけたリフォームが空振りすることも

「空室が続くなら、いっそリフォームをしよう」と考える方は少なくありません。

ただ、全てのリフォームが空室解消につながるわけではないのが実情です。

札幌のワンルーム物件の相場を考慮すると、バストイレ別の工事に高額をかけても、家賃に上乗せできる金額には限りがあります。

その結果、費用を回収できずに終わることもあります。

入居者が求めている部分を見極めずに、キッチンや内装だけを豪華にしても、思うように内見が増えないこともあるでしょう。

リフォームの内容や規模は、エリアのニーズや家賃とのバランスを見ながら慎重に考えることが大切です。

「初期費用ゼロ」だけでは選ばれなくなっている

「敷金・礼金なし」「フリーレント付き」など、初期費用を抑えた条件は以前から人気があります。

ただし最近は、札幌でも同じような条件の物件が増えており、それだけでは入居の決め手になりにくい状況です。

多くの入居希望者は、費用だけでなく「住みやすさ」や「周辺環境」「清潔感」など、トータルの印象で物件を選んでいます。

初期費用を下げるのは一つの手ですが、それだけに頼ってしまうと、空室が続いてしまうこともあるでしょう。

物件そのものの魅力を見直したり、伝え方を工夫することも、空室対策には欠かせません。

広告費をケチると、そもそも見てもらえない

どんなに条件が良いお部屋でも、物件を見てもらえなければ入居にはつながりません。

札幌で空室が埋まらない物件の中には、広告費を抑えすぎて情報が届きにくくなっているケースも見受けられます。

仲介会社が優先的に紹介しやすくなるよう、ある程度の広告費を設定しておくことで、費用対効果に見合った成果を得られるでしょう。

また、ポータルサイトで目立たせるためには、魅力的な写真や文章を掲載する工夫も必要になります。

広告費を節約しすぎると、内見以前の段階で候補から外れてしまうこともあるため、空室対策では「まず見てもらう」ことを意識したいところです。

管理会社を変えて空室が解消したケースも

空室の悩みが長引いている場合、管理会社の変更によって状況が大きく変わることもあります。

そこで、実際に改善したケースを見てみましょう。

写真と紹介文を工夫するだけで内見が急増

札幌で賃貸物件を探している人の多くは、インターネットで物件情報をチェックしています。

だからこそ、掲載されている写真や紹介文の印象は、非常に重要です。

以前ある物件では、暗くて古さが目立つ写真と、簡単な説明しかない紹介文が原因で、内見の申し込みが少ない状態が続いていました。

そこで管理会社を変えて、明るくきれいな写真に差し替え、間取りの使いやすさや周辺環境の魅力まで丁寧に伝える紹介文に変えたところ、内見数がぐんと増えたのです。

大がかりなリフォームをしなくても、情報の見せ方を少し工夫するだけで、反響が大きく変わることもあります。

清掃や修繕がしっかりしていると印象は大きく変わる

内見のとき、入居希望者が見るのはお部屋の中だけではありません。

エントランスや階段、ポスト周辺などの共用スペースもチェックされています。

札幌市内のある物件では、管理が行き届いておらず、共用部の電球が切れたままになっていたり、ゴミ置き場が少し散らかっていたりと、マイナスの印象を与えていました。

そこで管理会社を変えて、定期的な清掃やちょっとした修繕も丁寧に対応してもらうようにしたところ、「きちんと管理されている物件」として内見時の印象が良くなり、結果的に空室も早く埋まるようになりました。

今の管理会社、ちゃんとオーナーの立場で考えてくれていますか?

空室がなかなか埋まらないとき、「物件自体に問題があるのかな」と思ってしまうかもしれません。

しかし実際は、管理会社の対応が足を引っ張っていることもあります。

例えば、問い合わせへの返事が遅かったり、家賃設定がずっと見直されていなかったり…。

札幌市内のある物件では、管理が損なわれた状況が続いたことで、長期空室が常態化していました。

思い切って管理会社を見直し、オーナー目線で動いてくれる会社に切り替えたところ、すぐに新しい提案や動きがあり、数か月のうちに入居者が決まりました。

大切なのは、オーナーの味方として動いてくれる管理会社かどうか、という点かもしれません。

まとめ

札幌で空室がなかなか埋まらないときは、物件そのものよりも、管理の仕方や見せ方に原因があることも少なくありません。

家賃や設備の内容だけでなく、写真や紹介文の印象、問い合わせへの対応スピードなど、細かな部分が入居希望者の判断に大きく影響する場面もあります。

共用部の清掃や管理会社とのやり取りなど、今の状態を少し見直すだけでも、状況が変わってくるかもしれません。

無理のない範囲から、出来ることをひとつずつ整えていけると安心です。



管理会社の対応や管理内容に不安を感じている方、今のままで本当に良いのかお悩みの方へ。

株式会社わのままでは、オーナー様一人ひとりの状況やご希望に合わせて、最適な管理プランをご提案いたします。

管理会社を変更するのは決して難しいことではありません。

ポイントを押さえて進めれば、今よりもスムーズで安心できる管理体制を整えることが可能です。

「他と比べてみたい」「一度話だけ聞いてみたい」そんなお気持ちだけでも構いません。

札幌市で不動産管理にお悩みのオーナー様、まずはお気軽にご相談ください。私たちが解決への一歩をサポートいたします。



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